2013年10月30日水曜日

カタハネ 感想 + 近況報告

まず近況報告。
10月は積みゲー消費期間に当てさせていただきました。
そのため新しいエロゲの感想が書けませんでした。
実はシークレットゲームとかマジカルマリッジルナティックスとかやってたんですが、
日頃の疲れ(w)かレビューを書く気力がなくなってました。
11月は頑張るつもりです。多分。

次にカタハネの感想。
実はプレイし終わったのが昨日で『古い作品だから感想書かなくていいかな』とか考えました。
が、どうやら私はこの作品にはまってしまったようなので、紹介だけします。

視点がその時々によって変わる群像劇という手法を使った作品。(Wikiより)

巷ではワカバ→アンジェリナ→ココの進め方が進められていますが、
アンジェリナ→ワカバ→ココのほうが感動する。らしい。(途中アドリブ有)

クロハネ編の最初に「既読にしますか?」というpopが出ますが、
webのクロハネをやっていない人以外は既読にしない。
↑クロハネ編は重要な伏線です!

クロハネ・シロハネで好みが分かれます。
クロハネ→策略・陰謀好きのあなたに
シロハネ→精神安定剤がほしい方に

物語、世界観、音楽が合わさって現実を一時忘れさせてくれるような完成度。
どれを取っても素晴らしい出来。
百合要素を抜きにしても面白い。
↑現実において戦後一時期社会現象となっていたエスの文化を受け継いだ百合でした。
もちろん百合を楽しめる方のほうが作品をより楽しめます。

話の主題は「記憶の大切さ」。
ワカバ、アンジェリナ√で歴史が正史にならなかったのが
ココ√で歴史が覆り、クロハネ編の登場人物が救われたことから
記憶の大切さというのがわかる気がします。
「死んでしまった人は記憶の中にしか生きられないんだよ」。

クロハネ編もシロハネ編も
物語は”ココ”から始まり―――
そして、”ココ”で終わる―――
”ココ”成長の物語でした。

最後に、プレイヤーの"声"を――――――
  • 楽しくにぎやかで、時に悲しくなるが、
    どうしようもなく優しい気持ちになれる、そんなゲーム。
  • 誰かが誰かを支え、助け合い、手をとり合う。
    例え背中には片羽しかなくとも、彼らが築き上げたものは確かに両翼だった。
  • 作品を終えたときには、静かな感動を得られる、そんな作品。
  • 理由はわかりません。でも、気が付いたら泣いてました。
  • 最後には、幸せな気分になれる。そんな作品。
  • エロゲやってて良かったと思える作品。
  • 御伽噺のように純粋な物語。
総評:やってみるべきだとおもいます。やってみるべきだとおもいます。やってみ(ry
おもしろみのない導入部と起承転結が大体どのルートも一緒(ココルートで結が変わるぐらい)なので
攻略を諦めてしまう人もいるようですが、
私がやってみた限り是非最後までプレイするべきゲームだと思いました。
↑百合が無理な人はやらないほうが無難かも・・・もったいないけど。

---2013/11/03追記---

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